「ビジネスの世界ではとりわけ闘魂が求められる。企業経営や日々のビジネスは真剣勝負であり、激しい競争にさらされているのが常である。リーダーはどのような厳しい状況に遭遇しようとも、「絶対に負けない」という激しい闘争心を燃やし、その姿を部下に示していかなければならない。闘うリーダーの背中を見てこそ部下の士気は高まっていく。」
リーダーの心掛けが重要である。
この本の他の箇所には
「強い意志をもち、燃えるような闘争心をもったリーダーが日本の大企業の経営陣にはなかなかいないのが現実である。ことなかれ主義で、 失敗を恐れ、 問題に真正面から対峙しようとしないようにとさえ思える。」
「トップが率先垂範、実行し、うまくいかなかったときには潔く、従業員にも「まことに申し訳ない。今年は、わたしの努力が足らないものだからうまくいかなかった。来年はもっとがんばる」と堂々と言う。そういう習慣をつけると、社内はグッと明るくなる。明るくなって、役員も部長も、みんなが自然と有言実行ができるようになっていく。」
とある。