「僕はマイナス思考なんです。だから弱点が見えたらしっかり直して塗り潰したい
世の中、プラス思考の花盛りだ。そこはプラスじやマズイだろうという場面でも、反省しないまま羽ばたいていく人もいる。
一方、大谷はマイナス思考と明言する。一番近くで見ているチームメートから「ストイック」と評される真塾な姿勢は、不安の裏返しだという。
「良かった時より、悪かった試合の方が記憶に残るんです。自分の弱点があったら、しっかり直していきたい。頑張れという声も、自分がマイナス思考の時は、”ちゃんとストライクを入れろ”に聞こえるんです」
いずれも、どちらかに偏り過ぎるのも苦しいが、自分の内面と対話するタイプはマイナス思考寄りとなる。
不安を抱えたまま生きるのは苦しい。ひとつひとつ努力で塗り潰した先には、理想に近い自分が待っている。」
（大谷翔平：岩手県出身のプロ野球選手）
不可能を可能にする 大谷翔平120の思考（大谷翔平 著）
No.143/191
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自分を常に客観的に見るよう、落ち着いて生活したい。
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