「「誠意」とは、自分の気持を欺かないことである。悪臭をかいだら本能的に「いやだなあ」と思って顔をそむけるように、悪に向かう心が出てきたら、本能的に取り除こうとする。また、美しい色を見たら本能的に手に入れようとするように、善を見たら、ためらうことなく実行に移すのである。
その意を誠にすとは、自ら欺（あざむ）くこと毋（な）きなり。悪臭を悪（にく）むが如（ごと）く、好色を好むが如（ごと）し。 （大学・伝六章）」
（大学：儒教の経書の中で特に重要とされる四書五経のうち四書の１つ）
［新訳］大学・中庸"（守屋 洋 著）
No.37/308
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自分に正直に生きていると、楽に生きられると思う。ちょっとした勇気が必要であるが。
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