心のなかでも不平不満はもたない。
誰かが私を軽蔑しているとしよう。だが、それはその人の問題だ。私としては、軽蔑に値するようなことをしたり、言ったりすることを人前でさらさないようにするに尽きる。
誰かが君を嫌っている?だが、それはその人の問題だ。私としては、どんな人に対しても親切で好意的であるだろうし、その人に対しても間違いを指摘してあげる用意がある。ただし、非難がましい態度ではなく、忍耐していることを見せつけることはなく、正直で寛大な態度で指摘するのである。
マルクス・アウレリウス(第16代ローマ皇帝)
『超訳 自省録 よりよく生きる』マルクス・アウレリウス著
位置No.235/277
当然、自分と相手は別の人。だから考えることも違っている。「なるほど」「そうですか」と相手の意見を聞いておくだけでいい。
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